COLUMN
プログラミング教室を学童保育に導入すべき3つの理由|有馬守の「教室経営の選択肢」#04
2026.08.19
「預かり」だけでは選ばれない時代が来ています
学童保育の経営者の方から、こんな声をよく耳にします。「登録児童数は増えているのに、民間学童同士の競争が激しくなってきた」「保護者から『うちの子に何を学ばせてくれるの?』と聞かれるようになった」——。
登録児童数が過去最高の157万人に達した今(こども家庭庁、2025年5月時点)、学童保育の需要そのものは拡大しています。しかし、その一方で施設数も増え続けており、「預かってもらえれば十分」という保護者ばかりではなくなりつつあります。
この記事では、プログラミング教育市場の最新データをもとに、学童保育がプログラミング教室を導入すべき背景と、選択肢の比較、導入イメージまでをお伝えします。
課題の背景:プログラミング教育の需要は本物か?
「プログラミング教室って流行りものでは?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、数字を見るとそうは言い切れません。
GMOメディアと船井総合研究所の共同調査(2026年6月30日公表)によると、2025年の子ども向け情報教育市場は352億円(前年比138.7%)で、7年連続の成長を記録しました。内訳は民間プログラミング教育が267億円、受験対策向けの情報教育が85億円です。2030年には1,000億円超に達する可能性も示されています。
(出典:コエテコ byGMO・船井総合研究所 共同調査、2026年6月30日)
成長の背景には、制度面の変化もあります。2026年度共通テストの「情報Ⅰ」は平均点が約57点と前年から12点以上下落し(大学入試センター、2026年1月)、プログラミング的思考やデータ活用の重要性が保護者に強く意識されるようになりました。さらに中教審では、中学校に「情報・技術科(仮称)」を新設する方向も示されており、小学生段階からの先取りニーズが今後さらに高まると考えられます。
こうした環境変化を受け、au Style(全国約60店舗)が2026年にプログラミング教室「プロクラ」を開校するなど、通信キャリアという異業種まで参入してきています。市場の本格的な拡大局面に入っていると言えるでしょう。
解決の選択肢:学童保育が差別化するためのアプローチ
「預かり+α」の付加価値を実現する方法はいくつかあります。主な選択肢を整理します。
選択肢1:学習支援・宿題サポートの強化
最もシンプルな差別化は、宿題の見守りや自習サポートの質を上げることです。ベネッセ教育総合研究所と東京大学の親子調査2025では、小学4〜6年生の42.7%が宿題以外の家庭学習をしていないというデータも出ており、「学習習慣をつけてくれる場」への保護者ニーズは高まっています。ただし、学習支援は競合との差が見えにくく、保護者へのアピールが難しいという面もあります。
選択肢2:スポーツ・体験型活動の充実
外遊びや体を動かす活動を充実させることも保護者に喜ばれます。子どもの運動不足が社会的課題となっている中、体験型プログラムは集客に有効です。ただし、施設の広さや指導員の確保が必要になるケースも多く、物理的なリソースに左右されます。
選択肢3:プログラミング・習い事コンテンツの導入
放課後の時間帯にプログラミングや習い事を組み込む形で付加価値を提供するアプローチです。「学童+習い事」をワンストップで利用できる点は、共働き家庭の保護者にとって送迎の手間を減らせる利便性があります。保護者への説明材料として「情報教育市場の成長」「共通テスト情報Ⅰの難化」といった社会的トレンドを使えるため、訴求がしやすいという特徴もあります。
選択肢4:定員・料金体系の見直し
既存のコース構成はそのままに、定員を絞って質を高めたり、月謝体系を見直したりする方法です。即効性はありますが、収益への影響が大きく、既存利用者への説明が必要になる場合もあります。
選択肢のひとつとして:カルチャーキッズのプログラミング教室
プログラミング教室の導入を検討する際、「専門の講師を採用しなければならないのでは」「カリキュラムをゼロから作るのは大変」と感じる方も多いと思います。
株式会社名大SKYが提供するカルチャーキッズのプログラミング教室は、学童保育の運営時間帯に組み込みやすい設計になっています。小学校低学年から取り組めるマインクラフトコース(幼小向け)と、中高生向けのゲームクリエイターズコースを用意しており、子どもたちが自分でゲームや作品を作る体験型の授業形式です。
導入にあたって専門のプログラミング講師を別途採用する必要がなく、既存スタッフで運営できる教材設計となっています。また、既存の教室スペースをそのまま活用できるため、初期投資を抑えながらコース数を増やせる点も特徴です。
保護者への説明時には「プログラミング×学童」という組み合わせが、子どもの学習と生活リズムを両立できる選択肢として伝わりやすく、入会の決め手になるケースも出ています。
まとめ:今が参入の好機である理由
プログラミング教育市場の7年連続成長と、共通テスト情報Ⅰの難化・中学校への情報教科新設という制度的な後押しは、保護者の「子どものうちからプログラミングを学ばせたい」という意識をさらに高めていきます。
一方で、au Styleのような異業種参入が増えていることは、早期に参入した事業者が先行優位を築きやすい時期でもあることを意味しています。学童保育という「放課後の時間帯を持っている」強みを活かして、プログラミング教室を組み込むことは、今の市場環境では合理的な選択肢のひとつと言えます。
もちろん、どの施設にも当てはまる「唯一の正解」はありません。自施設の規模・スタッフ構成・保護者層を踏まえて、複数の選択肢を比較検討することをおすすめします。
カルチャーキッズ プログラミング教室の導入について
「学童保育にプログラミング教室を取り入れてみたい」「どのくらいのコストと手間がかかるか知りたい」という方は、お気軽にご相談ください。導入事例や収益のシミュレーションを含めた資料もご用意しています。
(名大SKY カルチャーキッズ担当)
どこから着手すべきかを相談したい方は、まずお気軽にお問い合わせください。
自塾の状況を踏まえた具体的な提案をいたします。
詳しくは無料相談でご説明いたします
株式会社名大SKY (担当:有馬、平野、勝野)
電話 0561-52-5517
Mail eduplus@meidaisky.jp

有馬 守(ありま まもる)
株式会社名大SKY 常務取締役
大学2年生の頃より、アルバイト講師として名大SKYに入社。大学卒業後はそのまま正社員として勤務し、教室の立ち上げや、中学生向け映像教材を活用した自立型学習塾の運営・指導に携わる。以後25年にわたり、全国の学習塾様に向けて、映像教材「エデュプラス」をはじめとした自社コンテンツの開発・提案・拡販に従事。
自身の指導経験と、全国の塾現場との数多くの接点を武器に、「現場を知る営業マン」として、全国を飛び回っている。

